屏東駅前から台湾好行バスで三地門へ
富光商旅を出発
8/5の朝、いよいよ旅も折り返しに入る。いいお天気の朝になった。一泊だったけどまずまず快適だった富光商旅。
フロントは懐かしい感じがする。
昨夜朝食券ももらっていたが、残念ながら時間が無いのでパスしてバス停へ。またもや朝食はコンビニ。なんか台湾にきてからやたらコンビニに行ってる。
バス停は屏東駅の近くなのでタクシーで移動。歩いても15分くらいだけど荷物が多いので今回はタクシー。全体に台湾はタクシーが安いのでわりと惜しげなく乗れる。
ちなみに牙医は歯医者さんのこと。ちなみに写真には写っていないが、ホテルの隣のショッピングセンターの中にはダイソーやユニクロも入っているらしい。娘曰く、台湾のユニクロは日本で買うより高いらしい。
屏東駅近くのバス停から台湾好行に乗る
屏東駅で大型の荷物はコインロッカーへ。荷物預け所もあったけど、喋らずになんでもできるってのは外国人にはやっぱり楽だな。前日に場所を確認しておいたので安心だった。
コインロッカーは番号制なので荷物を預けるとレシートがでる。ちなみにお値段は一日預けて一カ所150元(550円くらい)だった。台南で荷物預かり所は一個30元とかだったから、コインロッカーのほうが高いみたい。
朝の屏東駅。
屏東駅から徒歩3分くらいのところにバスステーションが。ここも前夜に下見にきたとき、真ん中の服務台に座ってるおじさんに行き先とバスを確認しておいた。夜も会ったけど朝もいる。ご苦労様。ちなみにバスが来たときにも教えてくれた。仏頂面だったけど、こういうところが台湾の人って親切だなと思う(大陸だと多分ありえない)
台湾原住民族文化区に行くには屏東客運の路線バスか、台湾好行の直通バスがある。路線バスは23元、三地門水門站で降りてそこから山道を30分くらい上がると書いてあったので、今回は台湾好行の直通バスに乗ることにした。直通バスは79元…だと思ったらこんなフェアをやっている!ラッキー
電子カードを使えば今なら半額!79元が半額なら乗るでしょう。ただし、一日三本しかないので10:30の舞台を見ようと思うと朝が早い。
でもバス停は路線バスと同じだし来たバスも屏東客運だったw
原住民のテーマパーク「台灣原住民文化園區」
小一時間ゆられて着いた台灣原住民文化園區。台湾に住む原住民文化のテーマパーク。ここに行くために屏東に一泊したといっても過言ではない。
原住民というと日本語的には少し差別的なニュアンスを伴うが、中国語的には「先住民」だとすでに滅亡してしまった民族を示すそうだ。
入場料150元。ただし学生は免費(ただ)娘、大学の学生証があるのでどこでも免費。いいなぁ。
まあ、これはお約束だ。
ちなみに奥の壁は薄い石版を積み上げて作るパイワン族の建築様式。
まずは入口近くの文物陳列館へ。
台湾は二つのプレートがぶつかって出来た島で、九州ぐらいの大きさなのに3,000メートル級の高山がある。主にその山岳部を中心に多彩な原住民たちが暮らしている。分布は主に東側が多い。
この文物展示館には他にも様々な衣類や生活用品が飾ってあったり、人形によって生活様式を紹介していたりする。が写真は禁止のようなので詳しくは公式ホームページへ
園内は広く、いくつかのエリアに分かれている。まずはシャトルバスに乗って、歌舞がみられるというナルワン劇場へ
ナルワン劇場では原住民たちの歌舞が日替わりメニューで見られる。素朴だが力強い響きはぐっとくるが、撮影は禁止なのでこれもYouTubeでどうぞ。
そこからまたバスに乗りエリアを移動。
何族だっけ、たしか青年の家だ。
高温多湿の台湾にすむ原住民たちの家は、それぞれ独特な工夫がこらしてあって面白い。高床式はやはり湿気の多いところにむくのかな?
でも、原住民の民族衣装はわりとたくさんレイヤーがあって生地もしっかりしたものが多い。暑くないのかな?高山に住む民族が多いからいいのかな。
さっきの歌舞で南の島に住む雅美族(タオ族ともいう)の若者はベストにフンドシだったがとてもお尻が美しかった。通路わきの席に座っていたので彼が横を通るたびについつい目が行ってしまう。
tattooシールを貼ってくれた。
原住民の中には成年とともに顔などに刺青を施す習慣がある部族がいくつかある。日本のアイヌの人やニュージーランドのマオリ族などの先住民族の中には成年への通過儀礼として刺青をいれる部族も多い。地理的に交流があったとも思えないのに、世界中で同じような文化が発生していくのがとても不思議。
tattooのところにいたわんこ。台湾の犬は中型犬サイズが多く、つながれてはいないが適度な距離を保っている。この子もフレンドリーでかわいかった。
この顔、子供のころから変わってない。
歌舞場から戻ってくるバスのなかで、中国語で「学生証を持っているか」的なことを聞かれた。なんのことか意味が分からず、なんとくなく過ぎてしまったが、あとから寄った土産物店で「日本人?男性用の財布が届いていて中に学生証が入っていたけど、あなたのじゃない?」と聞かれる。結局、次男の落とし物だった。はあ~見つかってよかったよ。っていうか、言われるまでおとしていることに気が付いていなかった。奥に見えるのは文物陳列館。
土産物屋の前で寝そべる猫。石の床冷たいもんね。
中で原住民風のもち米のおこわと、ピーナッツパウダーをまぶした粽をいただく。
ガラス細工の吊り橋「山川琉璃吊橋」
腹ごしらえができたらテーマパークを後にして、近くにあるつり橋を渡って三地門へ行く。
台湾最長のつり橋だそうで橋げたにはトンボ玉が埋め込まれいる。
台湾南部、屏東県に完成した台湾最長のつり橋「山川琉璃吊橋」が2015年12月26日から試験的に一般客に開放されました。
全長は262メートルで、現在台湾で最長の吊り橋となりました。橋のデザインは台湾原住民の装飾品として使われる瑠璃珠(とんぼ玉)をモチーフにしており、地元のパイワン族出身の芸術家によってデザインされました。by gloupes
確かに長い。渓谷を跨ぐようにしてかかっていて、入場料は50元。混み合っているときは人数制限もしているらしいがこの日はなし。
橋桁に埋め込まれているのがトンボ玉。橋は結構長いが幅も広く揺れないのでこの間の吊り橋より全然怖くない(笑)
ということで、次回は三地門でトンボ玉作り。
いい調子で進めてきた旅行記だけど隙間空いちゃったので頑張ります。
201808台湾環島旅行 | 公開日 |
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