我が家のわんこは手作りごはんです。
これは今日の朝ご飯。
- えぞ鹿肉
- 青梗菜
- 大根
- 春雨
- キクラゲ
- 白米
- ヨーグルト
- 昆布粉
- ビール酵母
- エキストラバージンオイル
作り方はみんな生で適当に刻んで混ぜただけ(^^;;
昔は色々根菜と乾物のはいった魔女のおじやを作って、それに生肉を足していたのですが、ここんとこはほとんどこの手抜きパターン。
冷蔵庫の残り野菜をきざんで、根菜はレンジでチンして、人間のご飯をちょろっともらって(パスタだったりうどんだったりも)最後にパウダーとオイルをふりかけて出来上がり。お腹の調子を見て、生野菜はスティックミキサーかけたり、煮たりすることもありますが、大体はこんな感じのぶつ切りです。
そもそもなんでドッグフードをやめて手作りご飯にしたのか…はジャスティ(先住犬)の小さな頃の様子に書いてあります。
6ヶ月の頃
10ヶ月の頃
結論からいうと、
フードは信用おけない→高いプレミアムフードならいいかも→プレミアムフードメチャ高い!→それなら同じ内容のご飯でいいじゃん→人間のとりわけ+生肉という流れなのですが、私は自分のご飯をなんちゃってBARFと呼んでいます。
BARFとは…
Biologically Appropriate Raw Food(生物学的に適切な生食)
Bone and Raw Food(骨と生食)
Best Aussie Raw Food(オーストラリアの最高の生の食餌)
の頭文字である・・。
とのことで、オーストラリアの獣医師イアン・ビリングハースト博士が提唱する生肉と骨が60~70%を構成する食餌のことで、臓物や野菜・果物・オイルなどを含み穀物は含まれません。
BARFについてはこちら
でも犬の手作り食も諸説紛々。ある人がすすめる食材も他の人はいけないと言ってみたり、栄養素が!バランスが!最良の!とか考えてるとワケわからなくなります。それならと結局粗悪なフードに戻るのは本末転倒。元の木阿弥です。
私自身はBARFのいう所の、生肉や生野菜のもつ酵素の力というのが信頼できる気がしたので、出来るだけ野菜と肉は生で使いますが、
その一方で、日本という土壌で暮らしてきた雑食性の犬なんだから、穀物フリーというのはどうなの?という思いもあります。
それに6-7割を肉でまかなうって高いんですよ(笑)なので、私のなんちゃってBARFはこんな感じ。
米・パン・うどんなどの炭水化物::肉・骨:野菜・根菜・果物・=1:1:1、それにいくつかの粉のサプリメントを足して、仕上げにオイルをかけます。量は大体犬の頭の大きさくらい。生食にすると水分をとらなくなるので、意識的に牛乳やスープや野菜ジュースをかけることもあります。
要するに結構適当だってことです。あと、人間の残り物も塩出しして入れてしまいます。
今日のご飯のキクラゲと春雨は昨日のスープの残りです(^^;;人間のご飯を作る時に出る野菜の皮もみんな犬行きです。気負うことなく毎日続けられて犬がおいしく食べて健康ならそれでいいんじゃないかなと思います。
理想的な栄養バランスというものは人にも犬にも存在しますが、家族のご飯だって、栄養計算しながら作ってはいません。あー、肉続いたら魚にしようとか、ここんとこ野菜少ないなぁとかそんな感じですよね?それでも生物の体というのは、対応できるんです。
そのくらい柔軟に出来ています。どんなに栄養バランスが優れていても、
家族の食事、全てカロリー○イトにはしないですよね?まあ、そんな感じで作ってます。
最初は面倒だな~!と言っていた家族も、とにかく冷蔵庫にあるものをちぎって入れるだけなので、協力してくれるようになりました(笑)
まあ、冷凍肉用にストッカーだけは1つ買いましたが。
栄養面では勿論ですが、手作りご飯の効用としてよく言われるのが、犬の体臭が少ない、毛づやがいい、免疫力が高いということ。
そしてドライフードに比べると低カロリーなので、食事のボリュームが出て犬にとっても満足度が高いという点も見逃せません。
うちに戻ってきたジェイク、
最初はご支援いただいているプレミアムドッグフードと手作り食の半々くらいでした。
でも、犬臭いなぁ・油っぽい匂いがするなぁと思っていたのですが、フードがなくなり、面倒になったので100%手作りにしてから
約1.5ヶ月。現在絶好調です。体臭はぐっと少なくなったと思います。
毛づや、最高にピカピカです。
私は郷に入れば郷に従えと思いますし、食になにが正解で他は全部間違いということはないと思いますので、新しい里親さんに、今の食生活を押しつける気はありませんが、面倒だからフードでいいやと思うような方には残念ながらジェイクはお願いしたいとは思いません。
食べ物のもつチカラについて、意識の高い方がいいと思っています。
そんな当のジェイクですが、実はかりかりフード大好きです。多分、生まれてからずっとそれで育ったんでしょう。
流れるよだれの量が半端ないです(笑)なので、うまく取り入れて、ジェイクにとっての最良を考えて下さるといいなぁと思います。
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