写真は基本レシピ通りだけど肉は馬のレバーの豪華版。
手作りわんこご飯
ずっとなんちゃってBARFできた我が家のわんこご飯。先日のプラーナアニマルクリニックさんに通院して以来、少し内容が変わった。
「なんちゃってBARF」というのは私の造語だけど、内容はこんな感じ

割と粗雑に作っていて、先生にも特に問題はないと言われたが、むくみ防止などのいくつかのバージョンアップを今はこんな感じになった。

肉が生なのは変わりないが、脂肪控えめの赤身か胸肉になったことと、野菜はみじん切りにして火を通すことに。あとは大量のショウガとニンジンとキノコがマストに。
先日スーパーで処分するキャベツの外葉を大量にもらってきてほくほくの私。
それで作った煮野菜ストックがこちら。
そしてさらにそれから作ったご飯がこれ。
手作りご飯のコスト計算
今まであまり詳しくは計算したことはなかったので、今回計算してみることに。
肉
- 鶏むね肉12KG送料込みで4,417円 1kg368円
- 馬赤身肉13KG送料込みで7,690円 1kg591円
冷凍品を業務系ネットスーパーで購入している。平均1kg480円
二頭で一食220g+250g→470g×60食28.2kg→13536円(@225円)
野菜
- 人参大6本 スーパー半額で 140円
- 大根1本 直売所で 200円
- しめじ2パック 200円
- 舞茸1パック 100円
- 小松菜 1束 150円
- サツマイモ 1本 100円
- もやし2袋 60円
- しょうが 2パック 200円
- もらったキャベツ 無料
合計 1150円 みじん切りにして大なべ一杯作ってこれで約3.5日7食分。
1150円/7食×30日→4928円(@164円)
その他
- 納豆 一食二頭で1パック @約30円 一ヵ月900円
- 卵 夜各1コ@22円 1食@44円 一ヵ月1320円
- シナモンパウダー 1ヶ月 200円くらい
- フィッシュオイル 1ヶ月1200円くらい
- 乳酸菌 1ヶ月 2800円
合計
- 肉 13600円
- 野菜 5000円
- その他 5500円
計24100円は二頭分なので、一ヵ月1頭12000円くらい
一日一頭あたり400円強一食200円
想像していたよりは安い。肉代でだいぶ下げているがサプリが増えると高くなる。たとえフードだとしてもサプリは多分減らないからそう考えると、安心感のわりにかなり割安ではある気がする。
プレミアムフードと比較
ACANA アダルトラージブリード
ACANA
「あなたの愛情があるから」をキャッチフレーズに、高品質な地元カナダ産の新鮮な原材料をふんだんに使った、カナダ発のアカナ。 原材料中最高60%の全てを人間用食材の肉を使用した、低でんぷんの栄養バランスのフードです。
Amazonで11.4キロ10,079円。1gあたり約0.9円
給餌量は体重30キロに対し一日400-270なので300gとして、一日265円1食133円 一ヵ月7,957円
なるほど。ACANAはかなり大袋があるので思ったよりは安い。プレミアムフードの中ではそんなに高い方ではないのかも。
Natural Balance オリジナルウルトラ ホールボディヘルス
もう一件プレミアムフードを見てみる。
パートナーの生涯の健康を願って作られた、プレミアムフード
3種類の動物性タンパク源と野菜果物や米などの厳選した原材料、さらにハーブやサプリメントをナチュラルバランス特有のレシピで配合。米国の専門家がパートナーの生涯の健康を考えたどり着いた、全年齢対応のドッグフードです。
Amazonで5.45キロ7,938円。1gあたり約1.26円
給餌量は体重30キロに対し一日300gとして、一日437円1食218円 一ヵ月13,109円
ACANAよりは少し高め。手作りご飯を少し越えた。ナチュラルバランスは以前にJAKEがご支援頂いて食べていたことがあった。平べったいコインというか円盤みたいな形をしたフードで、フードの匂いがしたっけな(笑)
Kナインナチュラル フリーズドライ ラム・フィースト
・「K9ナチュラル」は、自然豊かなニュージーランド生まれ。原材料は、生産から製品の加工まで、全て厳しい審査のもと管理されています。
・肉類90%以上。肉食動物という食性にあったレシピ。・新鮮な素材をフレッシュ(生・非加熱)のままフリーズドライ加工した質の良いタンパク質や必須脂肪酸を生肉から摂ることができることです。そして、天然のビタミンやミネラル、カルシウム、酵素などを野菜・果物・内臓・ボーンパウダーなどから摂ることができるという点です。
Kナインナチュラルは生食のフリーズドライフードなので、水に戻すことでロウフードに近づく超高級品。普段生食を食べさせているわんこへの非常食として用意しておきたい気はするけれどすごく高い印象がある。計算してみよう。
Amazonで3.6キロ37,265円。1gあたり約10円。
生食を食べさせたい私としては魅力的だがACANAの10倍。
給餌量は体重1kgに対し1日8g 30キロだと一日240gとして、一日2,484円1食1,242円 一ヵ月74,530円
うわぁ〜。うちはこれが二頭。現実的には無理だぁ。高い高いと思っていたけれどやっぱり高い(笑)
ちなみにこれ、アメリカの通販ではもっと安く売っている
$195.99なので約20,000円 同じ計算をすると一日1,333円1食667円 一ヵ月40,000円やっぱり安くはないけど、このくらいなら非常食で買えるよね.日本法人高すぎ…
ブッチ BLACK LABEL
オーストラリアのスーパーで見かけた、巨大な魚肉ソーセージの様なフード。日本に入ってきているのはニュージーランド産のこれらしい。
Amazonでは取扱なし。

公式サイトから定期購入が一番安いようだが、2キロ2,527円。1gあたり1.26円
ただし、ウェットフードなので給餌量がとても多くて30kgの体重だと一日 1,245gでなんとドライフードの4倍。そのため一日1,573円1食787円 一ヵ月47,192円
K9ナチュラルほどではないがやっぱりお高い。おまけに要冷蔵なので非常食には向いてないかも。
オーストラリアのcolesの写真に写っているのは多分これ
K9同様、オーストラリアでは1.4kgで一本5ドル前後(450円くらい)とそんなに高くなかったけど、日本に入ってきたから高くなるケースなのか?ちなみにこのdeliroll、向こうの金額で計算すると一日445円1食222円 一ヵ月13,339円と手作りご飯と同じくらいの価格。このくらいで買えるなら旅行用・非常用に使えるのになぁ
BARFDIET コンビネーション
最後になんちゃってじゃない本家BARF。
バーフ(BARF)という言葉は「生物学的に適正な生食」(Biologically Appropriate Raw Food)の頭文字を並べた造語です。そして「生物学的に適正な生食」=「全ての生き物が本当に必要とするフード」という意味の代名詞として使われています。BARFはオーストラリアの獣医師Dr. ビリングハースト氏によって、「地球上の動物は、進化の過程で、調理された食べ物は全く食べていない」という理論のもと提唱され開発された、生の肉・内臓・骨と野菜・果物だけを使った革新的なフードです。
220g x 12枚(12枚入パック)×4パックセット(総重量10560g) で18,432円 1gあたり1.75円
給餌量は体重の約2パーセント。30キロだと一日600gとして、一日1047円1食524円 一ヵ月31,418円
なんとロウフード系の中では最安値だった。想像したよりは安かったけど、それなりお高い。それから冷凍品の上かなりかさばるので保管が大変。
手作り犬ご飯とプレミアムドッグフード比較まとめ
とこれで手作りご飯と五種類のフードを比較したので表で見てみる。
1ヶ月あたりの価格は体重30キロ一頭分。
プレミアムドライフードで大体1万円前後だったが、私がこれならあげてもいいと思ったロウフード系は想像通り恐ろしいお値段になった。
うん、これなら、安心で安全な手作りご飯が一番。比較してみて良かった。
ただし、手作りご飯は非常時のストックフードがほとんど無い。とりあえずトライプの缶詰は少し持っているけれど、非常食に何か持っているべきなのかなぁ。でもK9ナチュラルはやっぱ買えないな…日本製の信頼できるロウフード系ドッグフード、何かご存じだったら教えて下さい
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