JAKEの物語2~里親さん決定

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希望者さんは静岡にお住まいの小さな男の子がいる若いご家庭で先住犬に小型犬がいました。
良さそうなお人柄だったので、ハピラブのふれあい会まで来て頂きお見合い。
その後、とんとん拍子に話はすすんでいきます。
条件的には良さそうでしたが、一点だけ、おうちの囲いがなく庭にはどこからでも出入り自由でした。

JAKEは前の預かりさんのところで、何度か窓と門のスキマから脱走していて、脱走にはとにかく要注意とプロフィールにもくどくどと書いてありました。
お話はすすんできましたが、そのままではお試しに入れないためどうしようかと思っていた所、希望者さんは沢山の予算を掛けて、ぐるっと120cmの柵を施工してくれました。
通常、お試しの段階では、大きな予算のかかることはせず、暫定措置でできるところまでというのが通例ですが、とにかくJAKEと暮らしたい一心から、立派な柵をたててくれたのです。

これですべての条件も整ったので、2011.1月、JAKEはお試しに入ります。

その後、里親さんから家族に迎えたいとのお返事が来て、正式譲渡となりました。JAKEが旅だったあとの我が家はとても静か。Justyはまるで老犬になったかのように一人っ子を満喫しています。

と、間もなく、震災で別の預かりさんが忙しくなり、移動先を捜していた保護犬「シナ」が来ました。

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右がシナ、左がJusty

シナはおっとりしたラブラドールのいいところを集めたような子で、ほとんど手もかからず、いつもニコニコとしています。

案の定、こちらもすぐ希望者さんが現れて、わずか2ヶ月ちょっとで我が家を旅立っていきました。

またもや一人っ子になって、ますます老け込むジャスティ。
まあ、しばらくはこういう平和なのもいいかなと思っていたところ、決まったはずの里親さんから、JAKEがいなくなったとの連絡が入りました。

続く

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