保護から約1年後、また私の元に戻ってきたJAKE。新たな家族捜しの旅が始まりました。
以前は比較的早く希望者さんが現れたのですが、今度はなかなかいいお話が来ません。
戻ってきて半年たちましたが、まるでいつまでもうちの子のような顔をして暮らしていました。
ここからハピラブのイベント看板犬としての日々が続きます。
ジャパンペットフェアやファーマーズマーケット、毎月のようにあちこちのイベントに出没します。「わ~生ジェイクだ!ファンなんですぅ」というお声は結構頂きましたが、希望者さんはなかなか現れない……。
私は一つ学びました。「ファン」は「希望者さん」にはならない(笑)
たまに来ても、ノーリード不可といっているのに「北海道でカヌーやスキーをいっしょに楽しみたいです。敷地は広くて囲いきれません」だったり。お見合いしたら奥さんが「あら私はこっちの子(ジャスティ)の方がいいわぁ。この子は里親募集してないの?」(すみません、うちの子です…)だったり。あるいは「ただで犬ください」なんてものあって、これぞというご縁に恵まれません。その度に一喜一憂して少し疲れてきましたが、可愛いJAKEのため、仮母がんばるよ~
一緒にキャンプに行き
公園にドッグラン。まるっきりうちの子みたい。
ジャスティとの距離も縮まり、気があうのかあわないのか、でも群れっぽくなってきました。
うちの母なんかは、このままうちにいてもいいんじゃないの?と言っていましたが、私はJAKEの未来を託せる家族を捜したかった。あきらめずに里親募集を続け、20件以上のお話をお断りしました。
傲慢と言われるかもしれませんが、里親さんとのマッチングがしっかりしなければ、保護犬たちはシアワセにはなれません。そして里親さんもシアワセになれません。どんなにいいご家族でも、合う合わないがやはりあるんです。
私がJAKEの里親さんに望んだのはこんな条件。
○おでかけが好きでアクティブなご家族
○犬を触ることが大好きで一日触っていても飽きない方
○散歩やジョギングが趣味で一日何時間も犬と歩ける方
○お留守番か少なめで誰かと過ごす時間の多いご家庭
○きちんとしかる、きちんとほめることのできる方
○そして何より家族全員がJAKEを愛し大事にしてくれる方
さて、こんなご家族は現れるのでしょうか。うちに戻ってきてからなんと2年がたっていました。いったいいつまでJAKEはいるのでしょうか…??
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