201808台湾環島旅行9 三地門でトンボ玉作り~台南へ

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三地門工藝村「沙滔舞琉璃藝術空間」でトンボ玉作り

三地門で楽しみにしていたのがトンボ玉作り。

台湾先住民族パイワン民族のトンボ玉について
台湾南部の山岳地帯を中心に居住している台湾先住民族がパイワン民族です。彼らにとっての三種の神器は、剣に壺、そしてトンボ玉です。特にトンボ玉のネックレスは、結婚をする際の結納品として用いられています。それには様々なデザインのトンボ玉がつなぎ合わされており、その一つ一つの玉に名前があり、それぞれに伝説が込められていました。そのため、トンボ玉を有することにより、願いや祈りが叶うとも言われています。因みに台湾ではトンボ玉を瑠璃珠(リューリーズゥ)とよんでいます。by先住民族ドットコム

沙滔舞琉璃藝術空間

というわけで吊り橋を渡って車の道を少し歩き、集落に入ったところにあったのが「沙滔舞琉璃藝術空間」

これが入口。トンボ玉制作の他、ダンススタジオもやっている。

色とりどりのトンボ玉があちこちに飾られている。
ここではパイワン族のきれいなお姉さんがトンボ玉作りを教えてくれる。彫りが深くて浅黒い肌でちっちゃい頭。パイワン族はインドネシア系だそう。

http://www.dmtip.gov.tw/JP/Paiwan.htm

トンボ玉は長い硝子棒を熱して丸く球をつくり、それにその上に細い硝子棒を熱しながら模様を付けていく。簡単そうに見えるけど実際やってみると温めるのと押しつけるのの力加減とタイミングがとても難しい。

それぞれのトンボ玉には意味が込められていて成り立ちの神話もある。パイワン族は貴族社会で、身につけるトンボ玉で階級も分かったとか。

今回体験したのは私「知恵」娘「勇気」息子「愛」の三種類。

わたしがひゃーひゃーいいながら下手くそなトンボ玉を作っていたのに比べ、こういうのが得意な息子はすいすいと作ってる。

出来上がったトンボ玉はネックレスかブレスレットに仕立ててくれるひとつ200元

奥の孔雀の文様が「愛」真ん中の青い五つ星が「知恵」手前の黒いのが「勇気」。

絵付けが終わった後、ゆっくりゆっくり砂の中で冷ますのに小一時間かかりる。本当は村の中を歩き回るつもりだったが、なんだか天気が怪しくなってきてとうとう土砂降りになってしまったので工房内で待つことに。

こんな可愛い子もいたり。

沙滔舞琉璃藝術空間
沙滔舞琉璃藝術空間 - 「いいね!」8,353件 · 313人が話題にしています - 賣場區營業時間 9:00至18:00 體驗琉璃燒製區營業時間 09:00至15:30 體驗琉璃燒製10人以上需要預約

やっとトンボ玉が出来た頃には夕方になっていた。次は台南行きの電車を取ってあるので、それまでに駅に戻らないと行けないが、お店の人に相談したところ、すでにバスだと間に合わないらしい。タクシープールもないしどうしようかなと思っていたら、タクシーを用意してくれた。といっても多分村の青年が乗せてくれたという感じ。

屏東駅まで分くらい。途中ものすごい冠水している場所が合ったり。でも助かった。

屏東から台南へ

無事屏東に着いたのでまたもや台湾鉄道に乗る。

途中きれいな虹が。

台南 佐佐義cucina pasta

そしてついた台南駅は人でごった返していた。今回第2の目的地だった台南。古都といわれ古いものとあたらしいものが混沌としている。そして美食の都と知られるのでとても楽しみ。

まずは腹ごしらえだが、ずっと台湾料理がつづいているのでここらでちょっと違う物も食べようかなとパスタのお店を選ぶ。

駅近のファッションビルの中に入っている佐佐義というイタリアン料理店に

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オシャレな店内。台湾の若者が沢山いた。これは閉店間際に撮った写真

ワインを頼んだら何故かコップが出てきたり

エスカルゴにシーザーサラダ

イカスミのパスタには豪勢にエビが!台湾屋台も含めて、海産物の値段は日本より安いように感じる。

パスタはどれもまずまずだった。もう少しアルデンテだと良かったかなぁ。

店を出たところはVRの迷路かなんかのアトラクションがある。

台湾ではおしゃれっぽいものに日本語が書いてあることは結構あり、日本でいえばなんかフランス語が書いてあるとかっこいい気がするというのと似ていると思う。

VRはゾンビモノのホラー迷路らしいが、そこに書いてある日本語。ちょっと残念。縦書きなんだから伸ばし棒も縦でね?それと「あなたを勝手に私の家に侵入させたのは誰だんだ!」んー惜しい。

そこからはタクシーを呼んで台南の宿を目指す。

http://taiwanwind.jp/convenience-information-taxi-app-55688/

タクシーはアプリで呼べるのでラクチン。

タクシーはみんなナビがついている。

興居 台南 the Vintage Maison Tainan

15分ほど走ってこの日の宿「興居台南」に到着。

日本統治時代の建物をリノベーションしてオシャレなゲストハウスにしている。

アンティークショップも経営しているらしいオーナーの趣味が随所に発揮されているオシャレ空間。

回廊のようになっている。

室内はこんな感じ。ひろびろとしていてIKEA製のクイーンベッドが二つ。シャワーブースとついたて。あとカーテンの間仕切りの中はトイレ。ただし、トイレはさっきの回廊のところにもある。

台南夜歩き

ひとしきり落ち着いてから、とりあえず飲み物を買いに外に出てみた。

どこにでもあるセブンイレブンで台湾ビールと飲み物を購入し、宿に戻る。

今日も多彩な一日だった。明日は台南散歩だ。

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