古都台南でも最古の安平地区へ
8/6(月)台南二日目。今日は台南市内を観光する予定。
興居台南には中庭に猫ちゃんがいる。とっても可愛くて名前はJamie。彼のために中庭のドアはしめておくことになっている。
さて、まずは朝ご飯を食べてから安平地区へ向かうことにして、興居台南からほど近い牛肉湯のお店へ。
阿村牛肉湯
1968年開業で50年来の歴史を持つ名店らしい。
朝4時からやっていて材料がなくなり次第終了。お店はひっきりなしにお客さんが訪れる。
牛肉湯は台南の名物で、新鮮な牛肉にアツアツのスープをかけて頂くもの。レア気味の柔らかな牛肉と澄んだスープがとても美味しい。
手前が牛肉湯、奥は牛タンのスープだがこちらもくせがなくとても美味しい。
ニラと牛肉の炒めもの。あと炒飯を頂いたがどれも文句なく美味しかった。
ここはテキパキと働く女将さんが炒めものやスープを作っていて、多分ご主人がサポート程度にご飯をつけたり、皿を出したりしている。そしてさらにお爺ちゃんと思われる人が一緒にご飯を食べていたが、お客さんが入ってくるたびにあちこちの席に動かされていた(笑)
娘の大学近くの朝ご飯屋さんもメインで料理をしているのは奥さんで、お父さんはフライヤーの係だそうだ。総じて東南アジアの女性はよく働く。そして強い。
となりのお店では果物やジュースを売っている。うちの母が面白がってなんだかよくわからない果物を買っていた。真ん中辺りに写っている紫色というか茶色というかの物体。結局なんだったのか今でもよくわからない。ここでパッションフルーツのジュース(赤い蓋のついているぺこぺこの瓶にはいったもの)を買い、宿に持ち帰る。
こちらはちまき屋さん。大75元、小60元。
粽といえば、高校生の頃に母と台湾旅行に行き、食べ過ぎて急性胃腸炎で入院したことがある。そのとき、ガイドをしてくれた親戚の台湾人のお姉さんのお母さんが、病後にと作ってくれた粽と鶏肉のスープが美味しかったのを覚えている。
この粽は買いたかったけどこれから出かけるところだったので写真のみ。残念。
町中で見かけた萌柴かき氷(笑)確かにこれは可愛い。右がほうじ茶味、左が抹茶味。台湾の人は可愛いモノが大好きでキャラクターやフォントも可愛い感じの物があふれてる。これ、可愛いけど結構大きそうだな。左上の「贅沢の甘味、幸せの瞬間」という日本語も多分おしゃれで書いてあると思われる。ちなみに台湾の人たちには抹茶味は人気らしい。
バスに乗っていこうかと思っていたが、あまりの熱さに断念。タクシーを拾う。
安平古堡
安平地区までは車で20分くらい。
世界が「大航海時代」に沸いた最中の1624年。台湾の領有を巡って明軍との戦いに勝利したオランダは、それから37年の間、台湾を自らの支配下に置きました。台湾南部・安平(アンピン)の町はこの時代の最も初期に造られた都市で、その当時に「大員(ダイワン)」という町名で呼ばれていたことが、現在の『台湾』という名に繋がったといわれています。オランダの西洋建築や高等技術により発展を遂げた台湾において、安平は政治・貿易の中心として常に時代の中心となり、その往時の様子を示す古蹟が現在まで残されています。 by travel book
というわけで安平古堡へ
安平古堡は1624年にオランダ人によって作られた奥倫尼亞城を起源とし、何度かの改築を経て煉瓦造りの熱蘭遮城となり、その後1662年、オランダ勢力を駆逐した鄭成功により「安平鎮」に名称を改め、彼の死後は「王城」と呼ばれたそうです。その後、清の統治時代に荒れ果てていたのを日本の統治時代に修復が開始され、さらに色々付け足されて現在のような姿になったそう。
入場料は大人50元。学生はまたもや免費(free)
煉瓦造りがなんともエキゾチック。
一見、昔からここにあるように見える大砲だが、実は1930年に記念式典用の外から移された観賞用のものらしい。
まあ、色々お約束がね。冷ややかな姉の目…。
展望台に登る。
展望台内の螺旋階段。
てっぺんまで登ると安平地区が見渡せる。遠くには海も見えるが、昔要塞として使われていたときは、この城自体がすぐ海に面していた。埋め立てられて段々と遠くなったらしい。
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園内にはブルメリアや鳳凰樹が植わっている。台湾は北回帰線を境にして亜熱帯と熱帯に別れるが、東南アジアの国ほど植生は南国風という感じはあまりしないように思う。しかし南に行くにつれ、椰子の木や南国の花を多く見かけるようになった。
お約束がいっぱい。
それにしても昔のサーベルは長い。と言うか鎧も重そう。本当にこんなので闘っていたのか。
ここで安平古堡を出てすぐ隣にある安平天后宮へ
1688年鄭成功によって建てられた台湾最古の媽祖廟。
とにかく媽祖廟はどこもド派手なのが多い。漁業と航海の守護神が祀られている。
さて、ここからは今度は次の目的地を目指すが、途中郵便局では換金したかったのでものすごく遠回りをすることに…
わんこ。うしろはお米屋さんのようだ。
台南の路地裏は雰囲気のあるとおりが多い。写真を撮りたくて歩こうと思っていたのに、あまりの暑さにダウン気味。
肝心の郵便局は両替はやっていなくて諦める。
同記安平豆花
が暑くて倒れそうなので、ここで行ってみたかった豆花のお店へ。豆花というのは柔らかい豆腐みたいな感じで甘いシロップを掛けて食べる。
左奥は竹炭黑豆花、右奥はタピオカとアイスのせ、手前はオーソドックスなタイプ。どれもさっぱりとしていて豆の味がしてとても美味しかった。
安平後半へ続く。
201808台湾環島旅行 | 公開日 |
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